『あまり思い悩まない方がいいと思う・・』
この本は、35才と、40才も目前にした独身女性の交流を描いていますが、年齢にあまりにもとらわれ過ぎていて、読んでいて息苦しさを感じました。この年になったらこうなる、その次には、この年でこうなる、と決めてかかっており、体の変化や、境遇も千差万別のはずなのに、まるで、この年齢の全ての女性に制服でもあてがうように、ひとつのコンセプトの元で、描いています。
介護を必要とするご老人も登場します。痴呆は、命の経過の一つですが、それを「成長」と言ってみたり(痴呆になるのは、老化による機能の不具合で、成長とは違います。)、少々作者の子供っぽい理屈が目につきます。
私は、ここに出てくる女性より年上で、人生が本当に意外性に満ちている事を、体験して知っています。 年齢で自分の人生を、ネガティブに決めてかかり、自分を自分で、小さい箱にいれてしまう必要はないと思いますけど・・